ご挨拶
弊社は、「 緊急性の低い搬送は民間救急隊で行う 」という思いから設立された、救急救命士による民間救急隊「 民間救急パラメディック 」のフランチャイズ本部です。
創業以来、「 開業支援 」「 情報提供サービス 」「 通信指令サービス 」など、加盟隊が「 地域におけるNo.1 」であり続けるために、徹底してサービスの充実を図っております。
今後も、業界のパイオニアとしての社会的責任と自負を原動力に、「 民間救急パラメディック 」のブランド価値を更に高め、加盟隊の収益向上に貢献するとともに、お客様の期待を超えるサービスを提供できますよう、全力を尽くしてまいる所存です。
これからも株式会社民間救急パラメディックをご愛顧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
これからの消防と民間救急
消防の展望
これから先、消防署という組織がどのように変わっていくかは、わかりません。
しかし、消防署に関係することで、おおよそ予測できることはあります。
それは「 火災出動・救助出動は減少する 」ということ。それとは対照的に「 救急出動は増加する 」ということです。
「 これから先 」とは言わず、現役の皆様は今現在、既に実感しているのではないのでしょうか。
企業であれば、需要が多い分野に費用や人員を増やすことが多いですが、公共団体の場合はなかなかそうはいかないようです。
救急隊は増加傾向ではありますが、救急要請が増えた分、救急隊を増加した自治体は極めて少ないと思います。
民間救急の必要性
全国で民間救急の需要は増加しております。ここ鹿児島県でも民間救急は増加傾向です。
それにもかかわらず、消防署の救急隊の負担が減らないのはなぜだと思いますか。
それは、現在の民間救急隊の行なっている業務のほとんどが「緊急性の低い転院搬送」や「退院」などであり、元々の民間救急や介護タクシーが行なっていた業務であるためです。
つまり、消防署の救急隊が行なっている「緊急性の低い搬送」を民間救急にシフトしていくことができていないのです。
消防署の救急搬送が増えると同時に、介護タクシー等による搬送の需要も増えています。
そこで「 民間救急パラメディック 」は、消防救急隊が搬送している県内で数万件あるうちの「緊急性の低い搬送」を担う民間救急隊を目指します。
そうすることで、消防救急隊は緊急性の高い搬送に集中でき「救命率の向上」「隊員の負担軽減」につながるはずです。
働き方
FC(フランチャイズ)加盟隊としての働き方
弊社は原則、社員としてではなくFC加盟隊として救急隊を鹿児島県内に増やす方針です。
コストを抑えることができる、と弊社にもメリットがありますが、何よりも公務員を辞めて民間救急隊になる皆様にはできるだけ自由に働いてもらいたいという思いがあります。
その点でFC加盟隊であれば、規定を守っていただければ弊社のサービスを受け利益を上げながら、自由に働くことが可能です。
公務員(終身雇用)としての働き方
若くして昇任し、人一倍頑張っている皆様。
皆様より、年配の職員で、階級が低いだけでなく、業務量も少ない、にもかかわらず給料を多くもらっている職員の方がいらっしゃると思います。
このことに、不満がない人はほとんどいないでしょう。
昇任しないまま年だけとると、「雑用はしない」「面倒な事務処理はしない」「責任者がおこなう仕事はできない」このようになってしまうのは個人の問題ではなく、終身雇用という仕組みに問題があります。
頑張っても頑張らなくても、ほとんど給料に影響がないので、この方が利口な働き方でさえあるかもしれません。
しかし、自分自身が社長になれば、このような不満は全てなくなります。
人間関係や会社の取り組みも全て自分で決めることができます。
今、消防士として働きながら「私の人生このままでいいのか」と思っているのは、あなただけではないはずです。
組織はリスクを恐れ、新しいことに挑戦できない。とても保守的になってはいませんか。
はたして、退職間近の消防局長・消防署長が、組織や職員の10年後20年後のことを考えているでしょうか。
局長や署長はあくまで従業員です。局長や署長とはいえ、大きな改革を起こすことは難しいでしょう。
時代が変わり、いつか、「変わらざるを得なくなり」やむを得ず消防も変わるでしょう。
過去遡って、そういう歴史を辿っています。誰かのせいではなく、そういう仕組みになってしまっているのが現実です。
終わりに
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
まわりが変わるの待つのか、自分自身が変わるのか、決断するのはあなた次第です。民間救急パラメディックは皆様を全力でサポートいたします。
民間救急パラメディックとともに、第2の救急隊として鹿児島を盛り上げていきたいとご賛同いただける方はぜひご連絡ください。
株式会社 民間救急パラメディック
代表取締役 森 宗一郎