みなさんご存知の通り、日本での救急車の利用は無料です。
なぜなら救急車は行政サービスのため、その財源は国民の税金で賄われているからです。
有料の国もある
例えばアメリカや中国では救急車の利用料は有料で数万円〜10万円程度かかるそうです。
日本の救急車の費用
日本では無料ですが、実際にはいくらかかっているのでしょうか?
約4.5万円かかるといわれています。
例えば平均給料が約650万円の市町村があったとします。
救急隊2交代制では最低でも8名は隊員が必要になります。
出動する救急隊員は最低でも3名必要です。隊長・隊員・運転手といった感じです。
2交代制で2つの隊、A隊・B隊があったとしても、休みを取る人もいるため余剰員が最低でも1名は必要です。
そのため、4名×2つの隊=8名となります。
これでは有給が取りにくいですが、、、、
平均給料約650万円×8名=5200万円になります。
この計算だと、年間600件の救急出場の救急隊であれば、1件の利用料は人件費だけで約8.7万円になります。
これに加えて、救急車の費用(約1600万円)や救急資機材などが必要になります。
もちろん救急隊の業務は、救急業務だけでなく救急講習など他の業務もあります。
人件費全てを救急車の利用料に含めるべくではないのかもしれません。